EXHIBITION

December / 2020

うたろう写真展「Monochrome Anthology」

開催日程 2021年2月17日(水)〜2021年2月21日(日)

【展示内容】

主に4×5カメラで撮影されたモノクロームフィルムを、作者本人の現像とプリントにより、ニールセンフレームにて額装した作品20点

グラデーション豊かなモノクロームの世界を手焼きプリントで味わう贅沢な展示です。

主に作者が世界を旅して巡り合った風景や人々の暮らし、静物などが詩情豊かに表現されています。

 

【作者からのメッセージ】

半世紀ほどの人生の時間の中で、多くの歳月を写真と共に過ごしてきた気がします。

大切な人、愛着のあるもの、心のよりどころになる場所、旅先の風景、この世界の全ては常に移り変わり留まることを知らず儚いものです。一瞬一瞬を惜しむように、その時の光を撮影し、暗室で焼き付けを行い、作品制作を続けてきました。

 

私が、カメラと共に過ごす時は、気持ちが安定し幸福を感じます。そのため、感受性が高くなり眼前の光景に、詩情を感じます。人々の静かで穏やかな日常、南国の風景、夕暮れの琵琶湖、テーブルの上の静物たち。この永遠ならざる愛しき光景をずっと眺めていたい。そのためにフィルムに留めようという衝動に駆られます。

 

暗室に入り、薬液を注ぎ、ネガを引き伸ばし機にセットしたら、作品の制作過程の後半が始まります。イーゼル上に投影されたネガ像を基に、世界を私の基準で再構築する作業です。

詩情という成分を、作品に含ませることを目指して作業します。赤いセーフライトの下で精神を集中して行うのは、瞑想に近い時間です。

 

2003年に、「Monochrome Anthology」というウェブサイトを開設し、同好の方からゼラチンシルバープリントの暗室技法を学び、研鑽を積んでまいりました。

初個展となる今回の展示は、撮影から歳月を経てもなお、私の心に色濃く印象が残っている作品です。

この度、半生を振り返りながらの展示を、ご高覧ください。見てくださった方の心が、穏やかに静かな気持ちで満たされますように。

 

【イベント】

作者によるトークイベント「カメラとモノクロと暗室」

2020年2月20日(土) 14時〜15時30分

【作家プロフィール】

うたろう

1969年 岐阜県生まれ

1993年 立命館大学経営学部 卒業

 

1985年「岐阜県美術展」入選をはじめ、月刊写真誌、自治体系美術展等、入選多数。

撮影は、白黒フィルム(35mm、中判、大判)を使用し、暗室で、引き伸ばしや現像を行う従来のゼラチンシルバープリントの技法に拘り、作品制作を行っている。

また、カメラをこよなく愛する写真機愛好家でもある。

第1回公募展”北欧”

2020.12.16〜24

出展者

iku/木田幸絵/mako yamada/辻彩加/辻拓也/石田綾香/田島嘉子/宮田和子/樋口みのり/kotoha

1位「Midnight Norway」辻拓也

 

2位「窓からのぞく景色」 mako

3位「レーヌの町並み」辻拓也

pieni onni賞 「遠い喧騒」宮田和子

 

November / 2020

沢田ひろみ写真展”GOD MORGEN”〜デンマークの旅より〜

pieni onniでは12月のクリスマスをシーズンを北欧月間とし、沢田ひろみの写真展”GOD MORGEN”を開催。

2017年、2018年の夏の終わりにデンマークを旅して撮影した約25点の作品を展示。

【沢田ひろみプロフィール】

https://sawada-hiromi.com/profile

 

 

 

 

October / 2020

pieni onni オープン記念、林和美写真展「余白色のとき」

photogallery pieni onniは2回のプレオープン公募展を経て、いよいよ2020.11月より本格オープンいたします。

このオープンを記念して、写真家であり東京北青山写真ギャラリー「ナダール」の代表林和美氏をお招きして

写真展「余白色のとき」を開催します。

オープン初日11月15日(日)は氏によるトークイベント

「写真家へのスタートアップ、個展の開き方」を開催します。

 

【林和美氏とpieni onni】

2020.5月pieni onniの沢田は岐阜市で初めての写真専門ギャラリーを開くにあたり、相談に応じてくれる人物を探す中、写真家でありギャラリー代表でもある林和美氏の存在とその暖かな写真の数々を知りました。自粛生活を強いられる中、氏はオンラインでありながらも、丁寧に、時に必要な厳しさも含め、暗中模索の私にギャラリー運営についての疑問に答えてくれました。

同時に氏の作品の数々に触れ、その魅力に惹かれていきました。柔らかさの中に見え隠れする不確実な妖しさ、水の中に閉じ込められたような時間、忙しい日々の中で失われる優しさのディテール、林和美氏はデビュー作「ゆびさき」から現在に至るまで、切り取られた心象が、イメージの中で緩やかに溶けてゆくような作品を発表しています。恋愛小説の表紙に林氏の写真が数多く提供される所以です。

また写真ギャラリー「ナダール」の代表として、「写真生活手帖」の講師として、1000人以上の生徒を送り出してきた経験を、ローカルな場所で写真家を夢見る人たちに伝えたい。そういった想いが氏を動かし、今回の写真展が実現の運びとなりました。

【作家からのメッセージ】

風になびくススキの綿毛。陽に透けて白くなる、ねこじゃらしの輪郭。夏の色彩から本格的な紅葉へと移る間の白。この白を「余白色」と言うそうですが、とても美しい言葉だと思います。

 

2016年ヴェネツィアでの個展を最後に、決まったテーマでの作品展示をしておりませんでした。

今回、ご縁を頂き、ピエニオンニさんで個展を開催することとなりました。

私自身、50歳を過ぎ、「余白色のとき」、秋へと向かっているように思います。

仕事や家庭の事情で、なかなか進まなかった作品制作ですが、

季節が移ろうように、またゆるりと作り始めました。

 

【展示内容】

今回の展示では、ファースト写真集の写真集「ゆびさき」から、「装幀写真」、そして最新作までの作品約30点(予定)を展示いたします。

また、「ありがとう。」 鷺沢萌(角川文庫)、「愛には少し足りない」唯川恵(集英社)、「初恋温泉」吉田修一著(集英社)の書籍に、装幀写真として使われた作品のオリジナルプリントも特装桐箱にて販売いたします。

 

【プロフィール】

林和美(はやしかずみ)

「写真を真ん中に、人に笑顔を」フォトライフ・プランナー
写真家、ギャラリー NADAR 主宰
三重県生まれ。大阪芸術大学 芸術学部
写真学科卒業後、広告代理店、フォトエィジェンシー勤務を経て現在に至る。

 

1998年 エストグラフィックアート展入選。
2000年 大阪南船場にフォトギャラリーNADARをオープン。
2003年 東京中目黒に事務所兼ギャラリーNADAR/TOKYOをオープン。
2004年 東京渋谷に移転、名称をNADAR/SHIBUYA355に変更。
2005年 青山芸術祭 DESIGN AWARD 2005入選
2010年 東京南青山に移転、名称をNADAR/TOKYOに変更。
同時にアトリエ兼ギャラリー「林和美写真画廊」をオープン。
2014年 フォトギャラリーNADAR/OSAKAを閉店。
これに伴いNADAR/TOKYOの名称をNADARへと変更。
装幀写真家。 唯川恵、吉田修一、鷺沢萌、沼田まほかる、前川麻子らに装幀写真を提供。「NADAR」主宰。

【個展】
1998年 「Paris」ハービス大阪・cafe HYE deli(大阪・梅田)
2000年 「Paris」ギャラリー ・ミュゼアガサ(兵庫・神戸)
2000年 「Paris」NADAR(大阪・南船場)
2002年 「幻像」ギャラリー・ブルーム(大阪・十三)
2003年04月 出版記念写真展「ゆびさき」NADAR(大阪・南船場)
2003年04月 出版記念写真展「ゆびさき」gallery neutron(京都・三条)
2004年06月 「オリジナルプリント展」NADAR/TOKYO(東京・中目黒)
2005年01月 「くちびるへ」NADAR/SHIBUYA355(東京・渋谷)
2005年03月 「26日の月がある町」26の月(東京・高田馬場)
2005年06月 「大切な一枚」NADAR/OSAKA(大阪・南船場)
2006年06月 「オリジナルプリント展」NADAR/OSAKA(大阪・南船場)
2007年04月 「装幀写真」NADAR/SHIBUYA355(東京・渋谷)
2008年12月 出版記念写真展「装幀写真」NADAR/OSAKA(大阪・南船場)
2008年12月 出版記念写真展「装幀写真」NADAR/SHIBUYA355(東京・渋谷)
2010年07月 「装幀写真」アルバス写真ラボ(福岡・警固)
2011年04月 林和美モノクロプリント展「白と黒が教えてくれた事」写真店monogram(東京・学芸大学)
2011年05月 「余白」NADAR/OSAKA(大阪・南船場)
2011年06月 「余白」NADAR/SHIBUYA355(東京・渋谷)
2012年08月 「みつめる」写真店monogram(東京・学芸大学)
2013年06月 「ここち」写真店monogram(東京・学芸大学)
2015年05月「ナダール・林の肖像写真館」写真企画室ホトリ(東京・浅草橋)
2015年10月「ひひふ」写真店monogram(東京・学芸大学)

2016年05月 「余白色」Art Gallery M84(東京・銀座)
2016年11月 「La punta delle dita」Kokonton Gallery(ヴェネツィア)にて、

【グループ展】
2012年10月 嶋本麻利沙、林和美 連立個展「everything is mine」NADAR/OSAKA(大阪・南船場)
2013年12月 熊谷聖司/林和美 二人展「Opening Act」写真店monogram(東京・目黒)

他多数

【出版】
2003年05月 写真集「ゆびさき」B5版変、青幻舎
2008年12月 写真集「装幀写真」B5版変、ナダール書林
2009年01月 写真生活手帖-素敵な世界の切り取り方、A5判、ピエ・ブックス
2009年08月 写真生活手帖-大切な想い出の残し方、A5判、ピエ・ブックス
2010年03月 女性のためのカメラレッスン、A5判、大泉書店

2010年03月 写真絵本「まっくらレストランへようこそ」B5変形判、星湖舎

【装幀】

 

「ひみつのとき」神崎京介著(新潮社)

「これを読んだら連絡をください」前川麻子著(光文社)

「ありがとう。」鷺沢萌著(角川文庫)

「待っていてくれる人」鷺沢萌著(角川文庫)

「さいはての二人」鷺沢萌著(角川文庫)

「だんだんあなたが遠くなる」唯川恵著(新潮社)
「愛には少し足りない」唯川恵著(集英社)

「九月が永遠に続けば」沼田まほかる著(新潮社)
「初恋温泉」吉田修一著(集英社)
「欲しい」永井するみ著(集英社

 

プレオープン第2回公募展”sea shore”

2020.9.9〜27

出展者

iku/木田幸絵/加藤直美/mako yamada/辻彩加/辻拓也/石田綾香/田島嘉子/宮田和子/樋口みのり/kotoha

 

 

1位 「 That sea」ウノタカ、「moment」Chiyon maki

3位 「おふね」赤堀あゆみ

4位 「蛍の光」山口郁子、

5位 「small life」「sun set」mittaku、「タモンビーチ」うたろう

 

出展者

菱川善久/宮田和子/ハラチカコ/折井優花/山口郁子/kumi/Kotoha/

鈴木理恵子/chiyon.maki/有賀杏奈/やすいきしょう/ハラサトコ/

夢月/ウノタカ/坂本寛文/すず/赤堀あゆみ/mittaku/うたろう/

高橋維/辻彩加/なおひら/鈴木雅子/沢田ひろみ

 

August / 2020

プレオープン第1回公募展”edition”

2020.7.22〜8.21

1位 「時」kumi

2位 「あさかげ」くじら

3位 「心臓」赤堀あゆみ

4位 「幕張海岸」高橋維、「大空のいたずら」なおひら、「いのちの輪郭」堀千晃、「香」ハラサトコ

8位 「枯れゆく」林和美、「BLUE  EYE」 辻拓也、「しろ」高田沙織、「Hyva naka ola!!」小澤ことは、「薄暮」うたろう「Schole」 赤堀あゆみ

 

出展者

田中雄一/小澤ことは/鈴木一司/ハリー/tomotomo/清水良久/kumi/本沢由良/はらちかこ/折井優花/坂本寛文/くじら/高橋維/田島嘉子/林和美/赤堀あゆみ/宮田和子/rin/ハラサトコ/山口香/ル・マンド/螺澤/すず/鈴木美紀/堀部辰之介/そば♀/辻拓也/スワマチコ/Yuichi/Yumi Kuzuya/なおひら/Miran/堀千晃/高田沙織/青木里美/Tomohiko/OTOBE YUKI/野村宣弘/小島俊介/haluka/うたろう